年頭挨拶(2021年1月)

森商工会議所 会頭

新年あけましておめでとうございます。
 令和3年元旦 新春を会員皆様方とともに迎え、心よりお慶び申し上げる次第であります。
 森商工会議所の各種事業や業務各般に亘り、深いご理解の下、多大なるご支援とご教示を賜りましたことに、当会議所の役職員を代表いたしまして、 衷心より感謝とお礼を申し上げる次第であります。
 昨年を振り返ると、令和元年12月、中国武漢市を発症地とした新型コロナウイルス感染が、我が国を含め、世界各国に拡散し、一部の国では、パンデミックが起きております。
 歴史から観て、1918年に流行した、インフルエンザ(通称スペイン風邪)は、当時「疫病」とも云えるものでありました。100年経過した現代社会では、誰もが、 予防薬などから短期間で収束すると、近代医学の進化を信じ期待いたしました。結果として、「まさかの坂」に突入し、 米国の「ファイザー」、「モデルナ」のワクチンの製造に成功との報道がありましたが、安心・安全等の保証もないことから、収束の目途には時間を要す状況であります。
 また、東京オリンピック開催の1年延期、英国離脱のユーロ圏の諸問題、習近平氏のモラルなき人権無視と海洋進出等の謀略、 一方、米国の大統領は、トランプ氏からジョー・バイデン氏へ交代、我が国でも、安倍政権から菅政権への交代、世界の勢力図も不透明となり、 全世界が新型コロナ禍と対峙するため、深刻な後退局面となり、勢力争いから、予断を許さない状況と認識しなければならない。
 このような状況の中、世界全体が、渡航禁止措置または自粛による移動制限に加え、 感染防止のためのマスクや消毒薬等が調達困難となる事象も経験、飲食業の時間短縮や休業など、あらゆる手段により新型コロナ禍の未然防止策を演じてまいりました。
 特に、北海道は、昨年2月28日、政府の支援により緊急事態宣言を発出し、持続化給付金の支給や中小零細企業の資金繰りの円滑化や事業の継続性のため、 無担保、無保証、3年間の無利息、5年間の返済元金据置き、弁済期間10年の新型コロナ緊急支援資金を創設し、日本政府は、コロナ禍に対処するため、 国家的危機管理と捉え、地方自治体、金融機関や各商工会議所、全国民の総力を結集させておりますが、 感染拡大の縮減の効果もなく、さらに、東京都を軸として、緊急事態宣言を発布される状況であります。
 しかし、当地区内の経済状況は、人口減少、少子高齢化、消費動向の低迷、そして、漁業では、水揚量・高の激減、農業でも、物流や後継者問題など、 経済は、コロナ禍を踏まえ、創立以来の厳しい経済状況となりました。
 さらに、コロナ禍において、各種イベントの中止、インバウンドや国内旅行、地区外移動の自粛要請の要因から、宿泊業、観光業、飲食業、その他関連業種において、売上高の激減、収益の 圧迫、雇用(一昨年は人手不足、現在は人員過剰へ様変わり)問題も社会現象となり、過去に経験したことのない社会現象や経済状況は、厳しい環境となっております。
 森商工会議所は、創立以来70周年記念という節目でありながら、新型コロナ禍という激甚災害に対峙するため、 中小企業診断士のコンサルティング等、企業診断を、当会員企業の過去にない事業として総会にて承認されましたが、北海道知事の要請等を踏まえ、コロナ禍と対峙しなければならず、 森町から補助金許可も活用不可となり、この事業は、頓挫いたしました。
 そのことは、当会議所は、会員企業様向けの通常業務、特に、各種情報提供や事務手続き、相談業務、経営指導など役割を果せず、 職員の人命尊重を優先し、渉外業務の自粛を判断いたし、会員様に対し、多大なご迷惑に陳謝しつつも、特段ご理解を賜りたいと存じます。
 令和3年は、新型コロナ禍の未然防止を最優先課題として、「今だからこそ、今できること」を役職員並びに議員様の知恵と努力と勇気を結集し、 森商工会議所会員のため、森町の経済活性化により、外貨獲得、人口減少の歯止め、若い労働力の確保など、賑わいのある街づくりのため、必要とされる森商工会議所、 そして、森町が持続的発展すべく、下記の事業に挑戦いたしたく、誠心誠意の努力を傾注する覚悟の一端を述べ、年頭の挨拶と致します。

                    記

 1 商品プレミアム券、建設プレミアム券による内需拡大(森町へ事業申請)
 2 幼児保育事業により、若い労働力確保に貢献
 3 森町飲食店組合を設立し、飲食業の活性化(モリツキー)に寄与
 4 会員様向け、中小企業診断士による経営改善指導の実施
 5 森観光協会事務局の引受に関し、組織改革(任意団体から一般社団法人化)にて、
   各種収益事業への挑戦と森町企業との連携強化)
    ① 森町物産品による外貨獲得の催事参加(みなほっの杜との連携)
    ② 森町道の駅の物産品の販売など活性化に寄与
    ③ 森町道の駅にて、食堂事業等への挑戦
    ④ 森町物産品の高付加価値への研究開発
    ⑤ ネットビジネスへの挑戦と情報受発信による活性化に寄与
    ⑥ 森町物産協会との統合
 6 森商店会の持続的発展への支援活動に協力する
 7 森商工会議所70周年記念式典等を1年程度延期とする
 8 森町さわら商工会との連携強化
 9 森町経済活性化協議会設立による一体化
10 森商工会議所の組織改革(森観光協会の運営等)を行う

以上




森商工会議所 会頭 伊藤新吉